代位弁済とは?

代位弁済通知
今回は「代位弁済」という専門用語の解説です。

代位弁済とは一言で言うと、保証人があなたの借金を立て替えました。ということになります。

「イヤ、保証人なんて誰にもなってもらっていないよ」とおしゃる方も多いかと思います。
しかし、実は、あなたが住宅ローンを借入れするときに、保証人を立てていたのです。

実は連帯保証人がついていた!?

確かにほとんどの人は親族や友人には頼んでいないはずです。
では誰に頼んでいるのか?

保証会社という会社に保証人になってもらっているのです。

保証会社とは、銀行の子会社であることが多いのですがこの銀行の子会社が、あなたの保証人になっているのです。

銀行の保証会社があなたの借金を立替払い

一定期間返済がないと、銀行はあなたに返済してもらうことを諦め、保証会社から一括返済してもらいます。

これを代位弁済といいます。

あなたの代りに払う。という意味です。
その為、銀行はあなたから返済が無くても、まったく困らないのです。

売却は代位弁済後でないと出来ないのも、これが理由です。

さて、せっかくですから代位弁済後の事も少しお話しましょうね。
2、3分お時間がある方だけお読み下さい。

保証会社はあなたに代わって、銀行に一括で返済をします。
保証会社があなたに変わって借金を銀行に一括返済したということになります。

代位弁済によってあなたの借金はなくなった・・・のではなく今度は保証会社から建替えたお金の返済を要求されます。

毎月の支払が出来ないから、今まで払うことが出来なかったのに一括で借金を返済しろと言われても、出来るはずもありません。

「一括で払えるくらいなら、とっくに払っているわ!」と突っ込みを入れたくなる気持ちは十分分かります。

勿論、保証会社もそんなことは百も承知です。
では、返せないことが分かっていて何故請求するのか?

手続きを進めるためです。
マニュアルで決められた通りのプロセスを経ないと先に進めないからなのです。

お役所的ですね。

返済の要求を無視をしていると保証会社は競売の申し立てを行います。

住宅金融支援機構(旧公庫)は代位弁済がない

住宅金融支援機構(旧公庫)の場合、代位弁済という仕組みがありません。
あるのは、「期限の利益を喪失」です。

関連記事:期限の利益を喪失とは?

前述した代位弁済前にも「期限の利益の喪失」があります。
正確に言うと、「期限の利益の喪失」→「代位弁済」という事になります。

住宅金融支援機構の場合、保証会社がついていませんので、代位弁済はないのです。

債務者に残っているローン残高を一括請求して、支払がない。任意売却もしない。という事になると、債権者は競売の申立てをすることになります。
債務者が任意売却の申し出をすると、一定期間競売の申立てを止めることができます。

何故かというと、住宅金融支援機構も競売ではなく任意売却を望んでいるからです。
参考ページ:住宅金融支援機構公式サイト:任意売却をお勧めする理由

代位弁済の通知が来たら何をするべきかというと、まずは「任意売却ができる状態なのか?」を調べる必要があります。
というのも未納税金が多かったり、債権者が多数いる場合などは、簡単に任意売却ができないからです。

ではどうやって任意売却ができる状態かどうかを調べれば良いのか?という点ですが、こちらについては、専門家が判断する所になりますので、まずはご相談ください。

※写真はイメージです。

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