任意売却成功する人、しない人とは?

今回は、任意売却が成功する人、しない人。というテーマです。
こんにちは、任意売却の専門家、杉山善昭です。
毎日、任意売却をプロデュースしているのですが、タイトル通り、任意売却が成功する人としない人に分かれます。
では、失敗してしまう人とは、どういう人なのか?
順番に書いていきますね。
任意売却に失敗してしまう人は大きく二つのパターンに分けることができます。
任意売却に失敗してしまう二つのパターン
自暴自爆パターン
一つ目は、自暴自爆パターン。
住宅ローンの負債やその他の悩みを抱え込み過ぎて、依頼者が「どうにでもなれ!」という状態になったパターンです。
バーンアウト状態と言ってもいいかもしれません。
何もかもが嫌になってしまい、「置かれている状態と向き合えない」精神状態になってしまうので、任意売却できなくなってしまいます。
物事を考えるのが嫌になってしまったり、人と会うことができなくなって、任意売却をすることができないのです。
戦略家パターン

二つ目は、戦略家パターン。
このタイプの依頼者は非常に勉強家で知識も多いのが特徴です。
良くお調べになりましたね!というほど、色々な事をご存知です。
きっと、ネットなどで必死に勉強したのだと思います。
その「知識の多さ」が足を引っ張ってしまうのです。
失礼を承知で書けば、一般の方がいくら勉強をされても、それは断片的な知識です。
もちろん断片的な知識であっても、任意売却についての知識があったほうが、私も説明が楽です。
しかし、相談者がネットで拾った断片的なノウハウをいくら集めても任意売却はできません。
ネットには事象の一部を切り取ってノウハウが書かれており、どのような場合でも使えるノウハウではないのです。
いくら薬の事をネットで調べても、その薬が自分の体に合うか?効くか?は医者で無いと判断が難しいのと同じです。
使えない手法に固執しすぎて、タイムアウトとなり任意売却をすることができないのです。
二つのパターンどちらも、弊社で依頼を受ける事は殆どありません。
受けることはない。というより、受任につながらない。というほうが正しいですね。
前者は精神的に無理して任意売却をすることはないと考えますし、後者は依頼者の考えに合う専門家に依頼した方が良いと考えるからです。
任意売却が成功する人の共通点
任意売却が成功する人に共通している点は、「任意売却に失敗してしまう人」の逆なのですが、
一言で言えば、「自分の考えを言い、専門家の知恵も訊く」人です。
病気の治療法が一つだけではないように、任意売却の方法も一つではありません。
意見を交換しながら、より良い解決方法を見つけ出す事が重要です。
私自身、事前のヒアリング時点で考えていた想定解決方法と、実際にお会いしてお話を伺った時点での提案解決方法が全く違うものになることも珍しくありません。
電話やメールだけではなく、リアルでお会いしながら相談する意義がここにあります。
理屈だけの解決方法なら、自動販売機でできますからね。
この記事を書いた専門家

- 任意売却の専門家
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(有)ライフステージ代表取締役
「不動産ワクチンいまなぜ必要か?」著者、FMさがみ不動産相談所コメンテーター、TBSひるおび出演。単に家を売るだけでなく「お金に困らない暮らし」を提案している
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