横浜地方裁判所競売の開札

住宅ローンの返済ができずにいると、競売という手続きで強制的に不動産を売却されてしまいます。
こんにちは、任意売却の専門家杉山善昭です。
今回は競売の開札のお話です。
一定期間を定めて、買受人の募集をします
締め切り後、最高価格の入札者の発表があります。
発表するイベントを「開札」と呼びます。
開札ではまず、入札者された封筒が入った鍵付きの箱が会場に並べられ、皆の前で解錠されます。
箱の中から出てきた大量の封筒を一つ一つ開封し、それぞれの価格を確認します。
それを集計し、最高価買受人の住所、氏名、落札価格を発表します。
一定要件を満たした、次順位入札者がある場合、時順位買受人も同様に発表されます。
次順位入札者の要件は、最高価買受人の入札価格から競売の補償金を控除した金額以上である事が要件です。
最高価買受人が代金を支払わない場合、次順位入札者に購入権がまわってきますが、開札時に申し立てをする必要があります。
競売の落札ができなかった場合、差し入れた補償金はすぐに返金されますが、次順位入札者の申し込みをすると、最高価買受人が代金納付するまで、補償金が返金されません。
さて話を戻しましょう。
普段、競売の開札は来ることはありません。
しかし、今回は諸事情により、開札にきました。
落札価格の調査のためでもあり、他の目的もありまして。
競売の開札の会場に来る方のほとんどは、入札者ですが、競売情報の配信業者などもいます。
入札者が多いので、開札発表が進むとだんだん人が減ってきます。
喜びの顔で退室する人も、落胆した様子で退室する人もいて興味深いです。
この記事を書いた専門家

- 任意売却の専門家
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(有)ライフステージ代表取締役
「不動産ワクチンいまなぜ必要か?」著者、FMさがみ不動産相談所コメンテーター、TBSひるおび出演。単に家を売るだけでなく「お金に困らない暮らし」を提案している
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