【第3話】不動産投資セミナーに参加して購入した投資マンション失敗事例

不動産投資セミナーに参加して購入した投資マンション。
実は大赤字で即行き詰ってしまったというお話しです。
例によって、居住者がいるのか?いるのなら誰が住んでいるのか?それすら分からないマンションの売却がスタート。
果たして売れるのか?
任意売却の専門家杉山善昭が解説しています。

 

こんにちは。任意売却の専門家杉山善昭です。

今回は弁護士さんからご紹介いただいた案件の話です。

横浜の投資詐欺といってもいいような物件でした。今そのマンションに誰が住んでるのかもわからない、そもそも住んでるのかどうかも分からないというマンションの売却案件です。

何回か前の放送でも、デート商法で騙されて買ってしまったというお話をしましたが、今回は投資セミナーです。そこで知り合った人が、起業も大事だけど資産持ってる強いよみたいなことで不動産投資セミナーに誘われて、そこで知り合った人から投資マンションを買わされてしまいました。これがまた調べるとべらぼうに高い金額で買わされており、サブリースがお約束のセットでした。投資詐欺でもほとんどサブリースセットです。そうしないと家賃が本当に入ってくるのかどうか心配だという方が買わないからです。

サブリース会社が倒産状態で、刑事事件で社長が逮捕されてしまったらしく、事実上ない状態でした。

これの売却案件がスタートしました。例によってどなたが住んでいるのかどうかっていうところからまずスタートしました。なので少し時間がかかりそうです。おそらく前の前の放送でもお話ししましたが、サブリース会社は入居者情報を漏らさないです。ですが、やはり誰が住んでるかや、入居申込書ぐらいはもらっておくという契約書にしたほうがいいです。そうしないと本当に誰が住んでるのかわからなくなってしまいます。サブリース会社からの家賃が例えば2ヶ月とか3ヶ月滞納したら、もうサブリース契約を解除して入居者と直接契約ができるという特約をつけてサブリース契約をした方がいいです。私のところにいらっしゃる方はうまく言いくるめられてしまった方が多いです。サブリース会社の契約も本当にいい加減な契約書が多いのでどうにかならないものかと思います。このつれづれな話も、今任意売却をしてる人だけではなく、これから不動産投資をしようかなと思っている人に向けても放送してるので、手に唾を吐くような話ですけれど、注意喚起で誰か一人でも助かったらなと思っています。

今回はこれで終わりです。また次回お会いしましょう。