家庭内離婚の仲取りをして任意売却成功【来店回数0回】

◎このような状況でした
【債権者又は金融機関】
住宅債権管理回収機構・相模原市役所・マンション管理会社
【お支払いができなくなった理由】
リストラにあい転職したが給料が大幅減額になってしまった。
更に離婚することになり、家庭内離婚状態で生活費の負担割合などが決まらず足並みが揃わなかった。
【滞納期間】
競売申立て済み(1ヶ月経過)
【相談者の希望】
滞納している管理費、税金を精算し共有名義になっている不動産の処分をしたい。
◎解決へのポイント
●室内の状況が著しく悪いこと
●共有者同士の意思の疎通が困難なこと
●住宅債権管理回収機構との交渉
●管理会社との交渉
◎解決までの流れ
まず、共有不動産なので売却活動をする為には二人の同意が必要でしたが、夫婦間(実際は離婚していますが)で信頼関係が破綻しているため、お二人で話し合って任意売却を進めていくことは困難でした。
以前にも任意売却をしようとしたようですが、不動産会社が共有者の意見を纏められずに話しが頓挫したそうです。
そこで、弊社は共有者それぞれに個別で打ち合わせ等を行い、売却活動を進めていきました。
売却にあたっては室内の状態が著しく悪い状況で、一般消費者向けの販売が困難であった為債権者と交渉し、不動産業者の買取でも任意売却に応じる旨、承諾をもらい、緑区エリアのマンションを買取している不動産業者をピックアップし二十数社に買取オファーを出しました。
買取額の回答があった不動産会社の中で最高値をつけた不動産会社へ売却し任意売却を成立させました。
一般的に不動産会社の買取金額は相場よりも安いのですが、今回はほぼ市場価格での売却をすることができ、債権者の同意も得られやすかったです。
管理組合から請求されている管理費、修繕積立金の未納分については、売却時に一括払いをするという事で合意し、更に債権者と交渉し売却経費算入として処理する交渉を纏めました。
◎ご利用者の声
主人とは同居していましたが、事実上離婚状態で仕事の時間帯も違うため、殆ど顔を合わすことも口を利くこともありませんでした。
その為、何か必要になると手紙でやり取りしていました程です。
私は住宅ローンの連帯保証人になっていたので、少しでも高く売却して残る借金を少なくしたかったのですが、主人は私の言うことを全く信用してくれず話が進みませんでした。
私のやることには全部反発して、全く協力しようとしてくれないので任意売却をしようとしても、不動産屋さんに連れて行くことすら出来ませんでした。
ちょうどその時、住宅ローン緊急相談室から手紙が届き離婚も含めた任意売却事例をよく扱うことを知り、相談してみました。
他の会社に相談していたときは、私が不動産屋さんと話したことを主人に伝えていましたが、杉山さんは、「そのやり方では誤解を招くので、こちらでご主人用に説明書類を用意しましょう」と提案してくださいました。
二度手間で大変だったと思いますが、私は自分で聞いた話を、手紙で主人に伝えなくてすんだのでとても楽になりましたし、人見知りの主人も住宅ローン緊急相談室さんから、任意売却の進行状況や今後の予定などを直接、手紙で受け取ったので今までとは違い、少しづつ理解してくれて話を進めることができました。
一番、助かったのは銀行などに行かなければいけないことも杉山さんが行かずにすむように交渉してくれたので、私達は住宅ローン緊急相談室さんの事務所にも、銀行にも一度も行かずに全ての手続きが終わらせることが出来たことです
結局、競売の発表の少し前に全ての手続きが完了しました。あの時、「ご主人用に説明書類を用意しましょう」と言ってもらえたおかげでマンションの売却も終わり、引越しも済み、離婚も成立しました。
職場でも「明るくなったね!」と言われ、今は毎日楽しく過ごしています。
この記事を書いた専門家

- 任意売却の専門家
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(有)ライフステージ代表取締役
「不動産ワクチンいまなぜ必要か?」著者、FMヨコハマ、FMさがみ不動産相談所コメンテーター、TBSひるおび出演。単に家を売るだけでなく「お金に困らない暮らし」を提案している
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