競売手続きの現況調査がやってきてからでも任意売却は間に合うのか?

競売の現況調査
銀行からあなたのお住まいを強制的に売却するように裁判手続きが起こされると、裁判所からあなたの家に職員がやってきます。

こんにちは、任意売却の専門家杉山善昭です。
この記事はラジオ的に音声でお聞きいただくことができます。

どんな職員がやってくるでしょうか?借金の取り立をしに、怖い人が来るのでしょうか?
そんなことはありませんのでご安心ください。

やってくるのは裁判所の職員で執行官という人。
あなたの家の状況を調べにやって来るのです。

これが「現況調査」です。
もちろん室内に入ってきます。

人に貸していないか?
建物に不具合がないか?
等々聞き取りしていきます。

居留守を使ったり、「予定が合いません」と言って部屋に入るのを妨害したら、時間が稼げる?と思う方もいらっしゃるようですが執行官は鍵を抉じ開けて、室内に入ってくる権限をもっています。

従って、通知が着たら素直に見せるほうが懸命です。

理不尽な!と思いましたか?

確かに赤の他人がずかずかと家の中に入ってくるのは何だか気持ち悪いですよね。
もっとプライバシーが配慮されても良いと思うかもしれませんが、実はこれ、民事執行法という法律で決まっているのです。

拒否することはできず、この点についてはどうしようもありません。

ここまで来ると、あなたに残された時間はもうあと僅かです。
競売手続きは着々と進行してしまっている状況。

執行官が部屋に入って来て、あちらこちらの写真を取っていく光景を見てしまうと、「もうだめだ!」と諦めてしまう人が少なからずいますが、それは大きな誤解です。

まだ諦めることはありません。
横浜地方裁判所
実際、裁判所から送られる書類には、裁判所の競売手続によらないで、事件解決や不動産を任意に売却するために、債権者と交渉することは何ら差し支えありません。と書いてありますから。

但し、時間が十分に残っているとはいいがたい状況です。
競売の落札人が発表される前日までに、任意売却の全ての手続きを完了させる必要があります。

リースバックの任意売却親子間売買の任意売却以外の任意売却の場合、買主に物件を明け渡す為に引越しもしなければなりません。

つまり、「任意売却をしようと意思表示をする」「債権者と販売価格について協議する」「販売開始をする」「買主を見つける」「引越をする」「買主から代金を受け取る」「同時に返済をする」この一連の作業を競売の開札日の前日までに完了させる必要があるのです。

スケジュールは結構タイトになります。
しかし、この時点からスタートする価値は十分あります。

私達住宅ローン緊急相談室は任意売却の注意点や気をつけるべきポイント、競売との違いについて、わかりやすくアドバイスとサポートを行なっておりますので、遠慮なくご相談くださいね。

この記事を書いた専門家

宅地建物取引士杉山善昭
宅地建物取引士杉山善昭任意売却の専門家
(有)ライフステージ代表取締役
「不動産ワクチンいまなぜ必要か?」著者、FMさがみ不動産相談所コメンテーター、TBSひるおび出演、
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