住宅ローンが払えなくなって競売に。すぐにわかる通知書の見方
競売の手続きが進むといろいろな書類が届きます。
どれも似たような書面なので、見慣れない方は何の書類なのか?よく分からないと思います。
今回は競売手続きの中で発送される「通知書」について解説しましょう。
通知書が届くといよいよ、競売の具体的日程が決まったということになります。
記載されている主な事項は
●入札期限
いつからいつまで購入の申込みを受け付けますという
期間のお知らせで1週間程度になっていることが多いです。
●開札期日
落札者の発表日で、入札期限の1週間後になっていることが多いです。
●売却決定日
書類等に不備がないことや債権者から意義がなければ
この日に売却が正式決定されます。
●売却基準価格
売却の基準となる価格で、不動産鑑定士が出した市場価格の
7割になっていることが多いです。
●買受可能価格
この金額以上であれば、購入申込みが可能な金額です。
売却基準価格の80%の金額になっています。
売却基準価格と買受可能価格から見てお分かりになりますが競売の最適金額は、市場価格の56%となります。
「競売の価格は市場価格の半値」と呼ばれるゆえんがここにあります。
せっかく苦労して購入したマイホームを半値で売りたくない!
と思ったら任意売却をお勧めいたします。ご相談ください。
この記事を書いた専門家
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(有)ライフステージ代表取締役
「不動産ワクチンいまなぜ必要か?」著者、FMヨコハマ、FMさがみ不動産相談所コメンテーター、TBSひるおび出演。単に家を売るだけでなく「お金に困らない暮らし」を提案している
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