【2025年秋版】「競売」と「任意売却」の違いとは?知らないと損する5つの比較ポイント
こんにちは、宅建士の杉山です。
住宅ローンの返済が難しくなってしまったとき、検討されることの多い「競売」と「任意売却」。よくいただくご質問のひとつに、
「この2つって何が違うんですか?」
というものがあります。
今回はその違いを分かりやすく整理して、よくある5つの視点で徹底比較してみました。
このページの目次
手続きの主体と進め方の違い
- 競売(きょうばい)
裁判所を通じて強制的に売却される方法。債権者(銀行など)が申し立てをして、裁判所主導で進みます。 - 任意売却(にんいばいきゃく)
債務者(住宅ローンの返済者)が自分の意思で売却を進める方法。金融機関の合意を得て、通常の不動産売買と同じように市場で売却します。
👉 大きな違いは「主体が誰か」と「自由度の有無」です。
近所や知人にバレやすいのは?
競売になると、裁判所の執行官や不動産鑑定士が自宅に調査に来ます。この時点では周囲に知られることは少ないですが、物件が裁判所のサイトで公開されるため、不動産会社などが情報を入手して飛び込み営業に来ることがあります。
その際、インターホン越しに「競売物件ですよね?」などと発言されてしまうことも…。
一方、任意売却であれば通常の売買と同じく、物件広告が一般市場で出るだけですので、「売却=競売」と勘付かれる可能性はかなり低くなります。
どちらが高く売れる?
これは多くの方が気になる点かと思います。
- 競売
原則として内覧不可、保証なし(瑕疵担保責任なし)、ポータルサイトに掲載されないため、買い手が限定的。 - 任意売却
通常の不動産売却と同じように広告できるため、広く買い手を募ることが可能。また内覧も可能で、安心して購入できる人が増えます。
👉 結果として、任意売却のほうが高く売れる可能性が高いといえます。
手続きのスピードは?
「できるだけ早く片付けたい」と思うなら、任意売却の方が有利です。
- 任意売却は、自分で販売開始のタイミングを選べます。すぐに動けば、2〜3ヶ月で売却・引き渡しまで進むことも可能です。
- 競売は手続きに時間がかかる一方で、一度スケジュールが決まると逆に融通がききません。入札日が決まってしまえば、待ったなしです。
👉 スピード重視なら任意売却、準備期間が少しでもほしい方も任意売却の方が余裕が持てます。
精神的・生活的なダメージの違い
競売は「家を強制的に奪われた」という感覚になりやすく、精神的なダメージが大きくなりがちです。さらに、不動産会社が訪問してくることで近所の目が気になる…といった二次的ストレスも少なくありません。
任意売却は「自分の意思で家を売却する」という形を取れるため、心理的にも比較的落ち着いて対処しやすいです。引っ越しの準備やタイミングの調整も可能で、次の生活へ前向きに進むステップになります。
【まとめ】競売と任意売却、どちらを選ぶべき?
あなたが置かれている状況や望むことにより、どちらが最適か?が変わります。
人それぞれ正解があるので両者の違いをしっかり把握して判断しましょう。
もちろん、私杉山善昭も相談に乗りますよ。
競売・任意売却は、どちらも避けたい最終手段かもしれません。しかし、選び方次第で「ダメージの少ない解決策」にすることは可能です。
住宅ローンの支払いが苦しい、今後どうすればいいか不安——そんなときは、早めの相談が鍵になります。
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この記事を書いた専門家

- 任意売却の専門家
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(有)ライフステージ代表取締役
「不動産ワクチンいまなぜ必要か?」著者、FMヨコハマ、FMさがみ不動産相談所コメンテーター、TBSひるおび出演。単に家を売るだけでなく「お金に困らない暮らし」を提案している
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