競売1日前ギリギリセーフで任意売却成功【来店回数0回】

jirei3.1

◎このような状況でした

【債権者又は金融機関】
ノアキャピタル・瀬谷区役所
【お支払いができなくなった理由】
早期退職して退職金を受け取ったが再就職がなかなか見つからずに貯金がどんどん減っていってしまった。
【滞納期間】
競売申立済み(4ヶ月経過)
【相談者の希望】
競売だと借金が残ってしまうかもしれない。売却して借金を無くしたい。

◎解決へのポイント

●残された時間
●瀬谷区役所との交渉
●室内の荷物

◎解決までの流れ

ご相談を受けたのは、競売申立て後4ヶ月を経過しており、既に期間入札が公開されている状況でした。

一番の問題は「時間」がない事。開札日まで2週間という状態でした。

売却に関しては、想定販売金額が借入額全額+売却経費を払える金額ギリギリで、時間をかければ十分可能だと感じましたが、非常に短い時間で、買主を探し更に引越しを完了するのは非常に困難でした。

早速、瀬谷区の不動産を買取している不動産会社をピックアップして14社ほどに買取オファーを出しました。
実は、競売の取下げは開札日の一日前までにする必要があります。
そして、競売を取下げする為には、売買代金を受け取り返済しなければいけませんが、代金を受け取るためには引越しを完了させ、明け渡さなければいけません。

しかし、2週間以内に引越し先を見つけ、荷造りし実際に引っ越すというのは時間的にとても無理なので、売却条件の中に「明け渡し猶予」としました。

買主にとっては不利な条件でしたが、仕方ありません。幸い最後の一社から、「その条件を承諾した上で購入したい」と言っていただき最短手続きで任意売却を成功させました。もちろん市場価格に近い金額で売却ができ、手元にお金も残すことができました。

◎利用者の声

どうしよう、どうしようと悩んでいる内に時間だけが経ってしまいました。
競売を止めようと、金策の為兄弟や知人に頼んでみたのですが、いざとなったら冷たいものです。誰も助けてはくれませんでした。

ある時、裁判所から手紙が届き、中身を見てびっくりしてしまいました。
競売にかけられたことに驚いたのではありません。
価格に驚いたのです。
その手紙に競売の募集開始の日付と価格が書かれていましたが、私が予想した値段よりもはるかに安い募集価格だったのです。

しかも募集期間は2週間後です。
ちょうどその時、住宅ローン緊急相談室さんの手紙に「競売は市場価格の56%」と書かれた記事を思い出したのです。

「あの記事はウソじゃなかったんだ。。。何でもっと早く相談しなかったのだろう」私は早速、無料出張相談をお願いしようと思いましたが、住宅ローン緊急相談室さんの事務所は、自宅からは電車で30分以上かかる所にあったので、躊躇してしまいました。

恥ずかしい話ですが、電車賃を出すのも大変な状態だったからです。
ところがよく見てみると、私が事務所に行かなくても相談ができると書いてありました。電話代もかからないフリーダイヤルでしたし、相談してみました。

「今からでも間に合うのか?」「いくらで売却できるのか?」「何かうまい方法はあるか?」自宅に来て早々の杉山さんに、私は思いつくまま質問をぶつけました。完全に焦っていたと思います。

杉山さんは冷静に「出来ることを全力でやりましょう」と言っていました。任意売却の説明や見通しなども、ゆっくり丁寧にしてくれて私が何回も同じ質問しても、嫌な顔しないで対応してくれました。

もう少し早く相談していれば、違う解決方法もあったと聞いてちょっと残念な思いもありますが、競売の金額よりも700万円も高く売れたので頼んでよかったです。

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この記事を書いた専門家

宅地建物取引士杉山善昭
宅地建物取引士杉山善昭任意売却の専門家
(有)ライフステージ代表取締役
「不動産ワクチンいまなぜ必要か?」著者、FMヨコハマ、FMさがみ不動産相談所コメンテーター、TBSひるおび出演。単に家を売るだけでなく「お金に困らない暮らし」を提案している
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