鬱病で他人と接触不可能でしたが任意売却成功【来店回数0回】

jirei4.1

◎このような状況でした

【債権者又は金融機関】
住宅金融支援機構(エムユーフロンティア)・管理会社
【お支払いができなくなった理由】
うつ病を患い、仕事が出来なくなってしまった。
【滞納期間】
1ヶ月
【相談者の希望】
管理費も溜まってしまい肩身が狭くなってしまった。この先の返済の見通しもないので精算したい。

◎解決へのポイント

●本人の病状
●債権者との交渉

◎解決までの流れ

ご相談を受けたのは、まだ滞納したてで時間的余裕がありました。

問題はご主人のご病気で、人と会って話しをしたりすることが困難でした。
住宅支援機構の債権はエムユーフロンティアが債権回収委託を受け交渉相手になったのですが、「一度は本人から連絡をするように」と再三言われました。ご本人の状態も話したのですが、主張は変わりませんでした。

弁護士を代理人にして、金融機関への通知業務を委託しようかという事まで検討した程です。
幸いなことに、病状が少し回復したのでご本人からの連絡もクリアでき任意売却をスタートすることができました。

ご依頼された物件は室内の使用状態も良好で、直ぐに買い手が見つかり任意売却を成功させました。
売買契約、名義変更登記の際もご主人の病状に配慮し、極力人と接触しないで手続きが完了できるようにしました。

◎利用者の声

最大の問題は本人が人と会えないことでした。
主人は職場のストレスで仕事を休みがちになり、とうとう仕事が出来ない状態になってしまいました。

私と娘も働いていましたが、主人の収入がなくなってはとても住宅ローンを払い続けることはできません。
気が付いたら貯金も底をつき、一日も早くどうにかしなければいけないと焦りました。
主人の変わりに私が不動産屋をまわりましたが、不動産の名義が私でないので手続きができないと断られました。

しかし、主人はそんな状態でも、動くことができず外出は不可能でした。
住宅ローン緊急相談室さんで出張相談をしていると聞いて、早速申し込みました。
最初、主人は同席できなかったのですが、私達の状況を分かってくださり主人が極力、他人と会わずにすむような方法を考えてくださいました。

最悪の場合、本人に代わって弁護士が全て代理人となって売却手続きを進行できるように準備をしてくれたので、安心してお願いすることができました。
結果的に本人が少し回復したので、必要最低限の関係者との手続きを済ませ全てうまく行きました。競売になったら、と考えるとぞっとします。頼んでよかったです。

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この記事を書いた専門家

宅地建物取引士杉山善昭
宅地建物取引士杉山善昭任意売却の専門家
(有)ライフステージ代表取締役
「不動産ワクチンいまなぜ必要か?」著者、FMヨコハマ、FMさがみ不動産相談所コメンテーター、TBSひるおび出演。単に家を売るだけでなく「お金に困らない暮らし」を提案している
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