執行官の現況調査に立会いました
このブログは「執行官の現況調査に立会いました」という記事で
依頼者のお宅に執行官が来るというので、私も立会いました。
なぜ私が立ち会うか?ということについては執行官が家に来たいと言ってきた時の対応という記事をご覧下さい。
※プライバシーに配慮して画像に加工をしています。
裁判所からやってくるのは、執行官と言われる人と
もう一人、不動産鑑定士です。
執行官は、現在の居住者や建物の不具合、ペットを飼育しているかどうか等、現在の利用状況などをヒアリングしていきます。
一方不動産鑑定士は、競売にかけるための評価、つまり、不動産の査定を出すために来ています。
使われている材質や室内の維持管理状況などを記録していきます。
この調査が終わって一ヶ月程度で、不動産鑑定士が出した評価が出てきます。
評価が出るまでは、債権者との話し合いで販売価格を決めますが評価が出た後は、裁判所の評価が基準になることも多いです。
現況調査は私にとって、慣れた光景で特別な事ではありませんが依頼者にとってみれば、初めての経験で心理的には非常に厳しいものがあると思います。
以前、話したことがある同業の任意売却業者は
「現況調査は立ち会う必要がないから、絶対立ち会わない。
どうしてもと頼まれれば、別途費用。」と言っていました。
確かに必須か必須でないかといえば、特に立ち会わなくても任意売却の手続を進める上で全く問題ありません。
しかし、依頼者の心理的な負担が少しでも軽くなるように、任意売却を進めていくのも私達専門家の大切な仕事だと思います。
他社はどうであれ、私達は今後も立会いをしていきたいと考えています。
この記事を書いた専門家
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(有)ライフステージ代表取締役
「不動産ワクチンいまなぜ必要か?」著者、FMヨコハマ、FMさがみ不動産相談所コメンテーター、TBSひるおび出演。単に家を売るだけでなく「お金に困らない暮らし」を提案している
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