任意売却出来ない時期とは

1112こんにちは、住宅ローン緊急相談室の杉山 善昭です。

今回は「任意売却とその時期」のことについて分かりやすくお話をさせていただきます。

12月に入る直前で、ラジオからはクリスマスソングが流れています。
今現在、住宅ローンのお支払いで困っている方には耳障り。というか「それどころじゃないよ」という気持ちの方が多いと思います。更に言えば、「子供のクリスマスプレゼントどうしよう」とか「年越せない」と絶望感でいっぱいの方も珍しくないと思います。

一日も早くあなたのお悩み、ストレスがなくなるようこのブログがお役に立つと嬉しいです。

さて、任意売却をするためには債権者(銀行など)の承諾が必要です。
年末年始は企業がお休みを取りますが、債権者も例外ではありません。

一般的に銀行のお休みは少ないですが、休んでいないのは銀行だけで、職員は交代で長期の連休を取っています。
そのため、年末は担当者がお休むで、年明けは上司がお休み。という事もあり得るのです。
任意売却は時間に限りのある売却法ですから、週単位で遅れが生じると困ってしまいます。

競売の取り下げ期限までに任意売却が間に合わなければアウトです。

このように、年末年始は債権者の関係者が長期の休みを取ることが多いので、任意売却を行うためにはゆとりを持った計画をすることが必要です。

任意売却業務に慣れていない不動産会社と取引をすると、「担当者がお休みを取ってしまったので連絡がつきません」と焦って電話をしてくる事に遭遇する事がありますが、悪いのは債権者の担当ではなく事情を予測できない不動産会社の担当者です。

私達専門家はそういったことを見越して計画を立てているので、こういった問題は発生しませんが、任意売却業務に慣れていない不動産会社に依頼する場合はこういったことにも気をつけていただきたいと思います。

今回は分かりやすいあるある話を書きましたが、任意売却に不慣れな不動産会社が多く存在します。
不動産会社の看板に「売買」と書いてあっても、任意売却は業務として全く別物と言っても良いくらい、売買スキル以上のものが必要になります。

気軽に依頼してしまうと、取り返しのない事態に陥ってしまうことにもなりかねませんので注意が必要です。
と言っても、外から見ただけで判断しにくいと思います。

そこで、誰にでも簡単に「任意売却にたけているかどうか?」を見抜く方法を書きましょう。

簡単です。

ホームページに日々の任意売却業務の情報が書いてあるかどうか?
に注目してく下さい。

任意売却のホームページは、専門の業者に依頼すればそれなりのものが作成できてしまいます。
つまり、看板なら誰でもできるのです。

問題はその先。

毎日でなくても、日々の業務内容は、実際に任意売却業務をやっていなければ書くことができません。

もちろん守秘義務がありますので、事細かに書くことはできませんが、個人情報に触れない部分で書くことは難しくありません。

なにより、同じような立場で困っている人にとって、他の人がどうしているのか?とうう情報は本当に役にたつと思います。

当事務所で事例について書いているのも、他に同じ悩みを持っている人の役に立つからです。

日常業務について書いていない任意売却会社に依頼することは避けた方が無難です。

もし、お近くに任意売却を頼める不動産会社がなくてお困りになっていましたら、私達住宅ローン緊急相談室にご相談くださいね。

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この記事を書いた専門家

宅地建物取引士杉山善昭
宅地建物取引士杉山善昭任意売却の専門家
(有)ライフステージ代表取締役
「不動産ワクチンいまなぜ必要か?」著者、FMヨコハマ、FMさがみ不動産相談所コメンテーター、TBSひるおび出演。単に家を売るだけでなく「お金に困らない暮らし」を提案している
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