知り合いの不動産屋に任意売却を依頼して失敗

こんなご相談がありました。

任意売却を知り合いの不動産会社に依頼した。
買い手がついて、銀行の承諾も取り付けた。
契約間近になって、市役所が差し押さえ登記を勝手につけた。
分割で納税することになっていたのにおかしい。
差し押さえによって、代金の配分案の調整が難しくなり売買契約が暗礁に乗り上げた。

かいつまんで書くとこのような状況です。

何故、このような事態になってしまったのか今回は考えてみたいと思います。
まず、分割で納税という約束になっていた市役所が、何故差し押さえ登記をしたのか?
ということについて、触れたいと思います。

市役所は市民の財産を差押えることは、極力避けたいと考えています。
では何故差押えるのか?

1.分割払いの約束を守らなかったから
2.呼出に応じなかったから

大抵このような状況です。
おそらく思いあたる節があるはずです。

「ウチはないよ!」という方もいらっしゃるかもしれません。

実は税金の時効というものがあり、支払い期限を過ぎてから5年間経過した
税金は払わなくてもOKになります。

!!!

そんなラッキーなことがあるのか!?

とお喜びになった方もいらっしゃるかも知れませんが、それほど甘くはありません。
不動産に差し押さえ登記をすれば、時効は一旦リセットされてしまいます。

つまり、時効をストップさせるために差押えをしているという3番目の可能性もあるのです。
従って、例え分割で払う約束が出来ていたとしても=差押えをしないということにはなりません。

よく相談者が怒った様子で、「話が違う」と主張されますが
1円でも延滞している以上、差押えられても文句は言えないのです。

少し長くなってきたので、二つ目の理由は次回の記事に書きますね。

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