いい不動産営業マンの見分け方
不動産を売却したり購入したりする際に、「どのの不動産会社に頼めば良いか?」悩むことがあるかと思います。
今回は、良い不動産営業マンの見分け方について解説していきます。
昔は、よい営業かどうか見分けるのが非常に大変でした。
その営業が住んでいる街に行って評判を聞いたり、自宅を見つけ出し雰囲気を見る何てことがありました。
実際私も、初めての取引をする不動産会社の場合、近隣で知っている同業者に噂を聞いたりしたこともあります。
これは何のためにやるのか?というと「行動は隠せない」という自然原理に基づいています。
いくら綺麗ごとを言っても行動に出てしまう。
例えば、その営業マンが一戸建てに住んでいたとしましょう。
庭は荒れ放題、ゴミのようなものが駐車場に山積みになっていたとしたら、、、
その営業マンを信用できるでしょうか?
例えば、その営業マンの子供が通っている学校。保護者の間ではモンスターペアレンツ扱いされているかもしれません。
その営業マンを信用できるでしょうか?
もちろん一概には言えませんが、信用しにくいですよね。
「思考は行動に出るのです」
従って、信用できるかどうか?は行動を見れば分かるということです。
では、実際に営業マンの自宅に行って、、、というのは少々ハードルが高いかもしれません。
近い地域に住んでいれば、友人のつてをたどって様子が分かるかもしれませんが。
幸い、現代はSNSがあり個人が情報を発信しています。
従ってその営業マンがSNSで発信している内容を見れば、その人がどんな人か手に取るように分かります。
肝心なことは、会社のブログで判断しないことです。
あれは会社のチェックも入りますから当たり障りのない事しか書いてありません。
会社がチェックしていない個人の書き込みを見るのです。
先日取引した、神奈川県の不動産業者さんの営業マン。
関東にあるプロ野球チームの熱狂的なファンです。
贔屓にしているチームが連敗している時の投稿をたまたま見てしまったのですが、ここで披露できない程のヒドイ言葉使いの誹謗中傷。
試合の結果は負けたとしても、プロですからそれなりに一生懸命やった結果です。
自分の望む結果でないがために、誹謗中傷するのはいかがなものかと思います。
百歩譲って、個人の思考ですから頭の中で考えるのは仕方ないと思います。
しかし、その頭の中身をSNSで書き込む必要はありませんし理由もありません。
ただ単に憂さ晴らしをしたい、共感してくれる人を探したいという思いからでしょう。
一方、その投稿を見た人はどう思うか?
「この人は、気に入らないことあると当事者を誹謗中傷をする人」と判断ができます。
SNSは使い方が自由です。
だからこそ、その人の個性が出るのです。
では、逆にSNSを探しても一切情報が出ない人の場合はどうすれば良いか?
その答えは簡単です。
SNSをしていない営業マンに依頼しなければ良いのです。
理由を説明しましょう。
現代は、各種のSNSが無料で使えます。
SNSはもはやインフラと言っても良い位です。
IT先進国のアメリカの例を見ても分かりますが、不動産のエージェントは皆SNSをしていて、「自分がどういう人間か」を表に出しています。
その理由は、自分の為ではありません。
依頼者が依頼しても良いか判断するために、営業マン自身の情報を発信しているのです。
つまり、相手の為に情報を発信しているのです。
逆の言い方をすれば、SNSで情報を発信しないのは顧客に自分の情報を見せたくない。という意思表示です。
果たしてこの営業マン信用できるでしょうか?
答えは、見える所にあります。
この記事を書いた専門家
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(有)ライフステージ代表取締役
「不動産ワクチンいまなぜ必要か?」著者、FMヨコハマ、FMさがみ不動産相談所コメンテーター、TBSひるおび出演。単に家を売るだけでなく「お金に困らない暮らし」を提案している
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