任意売却と税金滞納

こんにちは、住宅ローン緊急相談室の杉山 善昭です。

今回は「任意売却と税金滞納」というタイトルのブログです。
「任意売却と税金滞納」のことについて分かりやすくお話をさせていただきますので、宜しくお願いいたします。

最近税金の滞納による差押さえの解除交渉が、難しくなっています。
というより、ほぼ不可能です。
理由として真っ先に思い浮かぶのは、景気の上昇。

具体的な数字は出ていませんが、不動産業界が何となく「いい感じ」なのです。
オリンピックの影響もあると思いますが、建設ラッシュで職人が不足しています。
結果建築費も上がっていますが、不動産投資の貸し出し残高も過去最高で推移しています。
思わず金融庁も賃貸用不動産向け融資の総量規制も検討して、金融機関にも通達をしているくらいです。

それ程実感はありませんがね。
税金の差押さえの解除に応じなくなったのは、景気の要因もあるとは思いますが、私は違う部分に原因があると感じます。

違う部分とは何か?

行政は保守的な考え方をする傾向にあります。
「任意売却業者に交渉されて差押さえを解除してしまった後検査役に文句を言われては困る」

これが本音なのではないでしょうか?
行政に不動産査定能力は無いのです。

固定資産税を課税しているのにこっけいなお話ですけどね。
実際に売却できる金額を見積もることができないので差押さえの解除に応じるかどうか判断がつかない。

最終的に裁判所で行なわれる競売であれば、裁判所がキッチリと手続きをしてくれるので、「それこそが正当な売却金額だと」

彼らは、そう考えるのではないか?と感じるのです。

以前に、税金の滞納が多くて、完納の見込みがある場合の対処法という記事を書いた中でがんばって税金を144万円払った結果、未納残高が202万円になってしまった事例を挙げました。

既に、売却可能金額がローン残高を下回っている方で税金の未納が三ケタの百万円台に入ってしまっていると、任意売却のハードルは一段上がります。
ここまでくると、税金の未納分を返済することは非常に困難になります。

返せる、返せるはず。という思いで一生懸命に納税している方をたくさんお見かけしますが、実際に完納できる計画になっている方はほとんどいません。
厳しい言い方ですが、ほとんどのケースで「返していると錯覚している」だけです。

任意売却市場に出てくる不動産の価格から考えると税金の未納額が百万円台に乗る前に是非ともご相談していただきたいと思います。

私達住宅ローン緊急相談室は任意売却の注意点や気をつけるべきポイント、競売との違いについて、わかりやすくアドバイスと
サポートを行なっておりますので、遠慮なくご相談くださいね。

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