任意売却をした方が良い人とは?

任意売却で改善

「任意売却という不動産売却方法があることは分かった。でも、自分の場合も任意売却をした方が良いのか?を知りたい。」というご相談を良く聞くので、今回は、任意売却をした方が良い人について書きたいと思います。

と言っても難しい話ではありませんので、大丈夫。安心してください。
競売の特徴を見ていくと、自然に理解できると思います。

競売と任意売却のメリット・デメリット

⚪️売れる値段が安くなる可能性が高い
⚪️不動産から退去しなければいけない
⚪️借金が払えない事が世間に公表されてしまう
という3つのデメリットがあります。

まず募集価格は相場の約半値です。
え~!半値?と思ったのではないでしょうか?
競売の場合、室内の内覧制度が事実上ないので、室内を見ずに不動産を購入するリスクを勘案し、非常に安価で募集されるのです。
更に言うと、室内内覧制度が事実上ないので、室内写真をインターネットで公開します。
住んでいる状態の室内写真が載るのです。

これは特に、お子さんのいるご家庭にとっては精神的に辛いことであることは、想像に難しくないですよね。

対して任意売却は競売のデメリットを避けるために行う行為ですから、競売のデメリットの逆が任意売却のメリットになる訳です。

従って、任意売却をした方が良い方は
⚪️一円でも多くの金額を返済したい
⚪️住み続けたい
⚪️返済不能になったことを知られたくない
という事になります。

ただし、任意売却というのは手段にしか過ぎません。
何の為にやるのか?という目的がもっとも大切です。

不動産売却は目的が大事

ほとんどの任意売却会社でこのようなことは言わないと思います。
何故なら、不動産が「物件が売れさえすれば良い」と思っているからです。
売れさえすれば、その会社の利益になりますから、その後依頼者がどうなろうがそれは後の話だと思っている会社が本当に多いと思います。

私の事務所では、任意売却を通じて
「あなたの生活が正常化すること」がもっとも重要だと私は考えます。

任意売却をしても生活が正常化しないのなら、意味がありません。

話は変わりますが、昨今、老後貧乏。という言葉をよく聞きます。
老後の生活の準備、できていますか?
一説によると、老後に必要となる資金は3000万円とも4000万円とも言われています。

ご自身の老後のための蓄えができない生活は、正常な生活ではありません。
住宅ローン緊急相談室では、正常な生活に戻す為に何をしたら分からない。というあなたの相談に乗っています。

また任意売却した後に、お金が貯まる生活を実現する為に必要な情報の配信もしております。

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この記事を書いた専門家

宅地建物取引士杉山善昭
宅地建物取引士杉山善昭任意売却の専門家
(有)ライフステージ代表取締役
「不動産ワクチンいまなぜ必要か?」著者、FMヨコハマ、FMさがみ不動産相談所コメンテーター、TBSひるおび出演。単に家を売るだけでなく「お金に困らない暮らし」を提案している
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