競売手続き、届く書類で状況が分かります~照会書~
裁判所から届く書類シリーズ今回は競売手続きが始まると届く「照会書」について解説しましょう。
照会書の内容をざっくり説明すると、競売にかけるので、内部を見せてくださいということになります。
競売手続きに協力したくないということで、拒否をすることは残念ながらできません。
もし、居留守を使ったとしても、執行官は鍵を開けて内部に立ち入る権原を持っています。
照会書の内容をざっくり説明すると、競売にかけるので、内部を見せてくださいということになります。
競売手続きに協力したくないということで、拒否をすることは残念ながらできません。
もし、居留守を使ったとしても、執行官は鍵を開けて内部に立ち入る権原を持っています。
知らないうちに、家の内部に入られてしまうのは気持ちのよいものではありませんよね。
「照会書」が届いたらなるべく協力したほうがよいと思います。
しかし、執行官が指定した日では都合の悪いこともあると思います。
その場合は、執行官に連絡して日程を調整することも可能になっていますので、都合が悪い場合は遠慮なく知らせることをお勧めいたします。
さて多くの場合、裁判所の執行官と不動産鑑定士の二名で、競売にかかった不動産へやってきます。
執行官は、誰が住んでいるのか?
建物に不具合はあるのか?という内容の質問をしてきます。
室内、室外の写真も撮影していきます。
不動産鑑定士は土地建物の鑑定評価を出すために外部や内部を確認していきます。
ここで撮影した写真は最終的にインターネットで公開されてしまいます。
私個人的にはプライベートに何の配慮もしないのか?
と思いますが、現状はそういうシステムになっていますのでネットで公開される前に任意売却を完了させたいものです。
さて、照会書が来て執行官や不動産鑑定士が家にやってくると「いよいよ家を取られる」という感覚が大きくなってくるかと
思いますが、まだまだ間に合います。
照会書が届いて不安になっている方はご相談下さい。
この記事を書いた専門家

- 任意売却の専門家
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(有)ライフステージ代表取締役
「不動産ワクチンいまなぜ必要か?」著者、FMヨコハマ、FMさがみ不動産相談所コメンテーター、TBSひるおび出演。単に家を売るだけでなく「お金に困らない暮らし」を提案している
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