内緒でバックを要求する保証会社
弁護士から任意売却の依頼をいただいている、横浜市港北区のマンション。
付いている抵当権は一番抵当権が住宅金融支援機構、昔の公庫、二番抵当権が建設業系保証会社。
販売開始してからは、数ヶ月経ちます。
一番抵当権者の要望で販売価格がやや高めの為、時間がかかっていました。
先日、一番抵当権者との交渉により、ようやく販売可能な価格帯に。
そのおかげで、買主が見つかり売買契約の段取りを始めた所、とんでもない事態に遭遇。
何と、二番抵当権者が仲介手数料の中からバック(リベート)を要求。
仲介手数料は物件価格の約3%。
その中から1%を払えと言うのです。
二番抵当権者に払うお金があるなら、ウチに返済してくれと一番抵当権者なら必ず言うだろう。
その事を二番抵当権者に言うと、「一番抵当権にはナイショで」と言う。
そんな馬鹿な!
と思いますよね。しかし現実にこのような保証会社は存在します。
私達は立場を利用した、不当要求に屈したくありませんが任意売却を成功させなければいけない。という使命もあります。
対応が難しい部分ではあります。
こういう保証会社を使わないように、金融機関に提言することも一つの方法です。
この記事を書いた専門家
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(有)ライフステージ代表取締役
「不動産ワクチンいまなぜ必要か?」著者、FMヨコハマ、FMさがみ不動産相談所コメンテーター、TBSひるおび出演。単に家を売るだけでなく「お金に困らない暮らし」を提案している
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