大和市の任意売却打ち合わせでした

「今、頼んでいる会社があるのですが、売れなくて困っているんです!」
焦った声の主は、競売にかかった不動産のオーナー。
大和

ご相談者の状況

既に、競売の申し立てが受理されており、裁判所から執行官と不動産鑑定士が来て室内の写真も撮影済み。
競売の入札まで残すところ二ヶ月と言った状況。

詳しく書くと、場所がわかってしまうので割愛しますが、立地もなかなか良く、お金をかけて作った建物で維持管理もなかなか良い物件でした。

「なぜ売れないんだろう。。。」
素朴な疑問がよぎりました。

良い物件なのに売れない理由

少し調べてみると、依頼している会社は任意売却の業務に注力している会社ではなく、会社のホームページを見ても相談者が依頼した物件は掲載されていない。

ホームズやアットホームといった、いわゆるポータルサイトにも掲載されていない。

営業マンが個別に営業活動するしかない状態になっていました。

相談者に、広告禁止にしているのですか?
と聞くと、そんな制限はしていないという。

依頼者が広告制限していないのに、どうして広告不可になっているのか?

違和感を覚えます。

この会社がどのような策略を練っているのか、正確なことは知る由もないありませんが、広告宣伝活動をしない背景を探ってみたいと思います。

広告宣伝活動のやり方が分からない

ほぼないと言えるのですが、それでも書いたのは理由があります。

昔ながらの不動産会社さんの場合、今だにアナログな会社があります。
メールもできないという不動産屋さん。いまだにあるのです。

時代はネット広告全盛ですが、ネットが苦手な不動産屋さんはアナログの販売手法で販売をしている会社は一定数あります。

詐欺的結果を目指していた可能性

先ほどのようなアナログ不動産屋さんでない場合、通常ネットの広告をします。
依頼を受けているのに、広告しない。
これは債権者にも売主である依頼者にも販売活動を知られたくないのではないか?という可能性が考えられます。

どういう事かと言うと、例えば5,000万円で販売の依頼を受けた物件を6,000万円で販売をしていたということです。

6,000万円で購入する顧客見つかれば、依頼者に6,000万円で売れましたよ!と報告するのではなく、5,000万円で売買契約を締結し、見つけた買主と今度は自社が売主となって6,000万円の契約をするのです。

差額の1,000万円は不動産会社の利益になります。

このような良からぬ事を考えているとすると、6,000万円でも広告できませんし、5,000万円でも広告活動ができません。
何故なら、6,000万円で販売していれ売主や債権者に「なぜ5,000万円ではなく6,000万円で販売しているのか?」とクレームになりますし、5,000万円で販売していれば、6,000万円で紹介している顧客から「なぜ5,000万円?」と怪しまれるからです。

このように中抜きをしようと画策している会社に依頼すると、広告宣伝活動を行わない可能性が高くなります。
また、販売委託契約である媒介契約に販売する金額が未記入の場合も同様の結果になることが多いです。

正規に販売するための鉄則

正規に販売するため何よりも重要なのは、「市場に告知する」事です。
やることをキッチリ行わない販売活動などあり得ませんからね。

結局、依頼中の不動産会社を断ってもらい弊社でご依頼をいただくことになりました。

残された時間はわずかですが、精一杯動きます。