ローン返済中に死亡しても団体信用生命保険が使えない訳

こんにちは、住宅ローン緊急相談室の杉山 善昭です。

今回は任意売却コンサル杉山善昭のコラムというカテゴリーで

「ローン返済中に死亡しても団体信用生命保険が使えない訳」

というタイトルのブログです。「住宅ローン返済遅延と団体生命保険」のことについて
分かりやすくお話をさせていただきますので、宜しくお願いいたします。

住宅ローンの支払いが数ヶ月遅れている方が
交通事故でお亡くなりになった。

確か、住宅ローンを借りる契約をした時に、
「生命保険付きなので、返済中に万が一の事があったら
残っているローンは全て無くなります。」と聞いた気がする。

もしそうなら、あれだけ苦しんだ借金ともお別れできる。。。
夫を無くした悲しみはあれど、返済の苦しみから
解放されることを期待して銀行に連絡した。

借り入れをする際に、生命保険には確かに加入していた。
しかし、保険を使う事はできなかった。

なぜ、加入した保険を使う事ができなかったのか?

生命保険を払うか会議している加入したはずの団体信用生命保険は失効していたからです。

なぜ失効したかというお話をする前に、住宅ローンの仕組みを
おさらいしましょう。

住宅ローンを借り入れする時には、ほとんどの場合、
生命保険に加入することを条件にされます。

万が一、住宅ローン返済中に、死亡や重度障害になったら
その時点で残っている住宅ローンの残高が保険金として
受け取る事ができ、そのまま返済にあてられます。

この生命保険を団体信用生命保険と言います。
我々は実務で「団信」と呼びます。

さて、この団体信用生命保険。

誰が保険料を負担するでしょうか?

旧住宅金融公庫の流れを汲む、フラット35の場合、
住宅ローンとは別に支払う必要があります。
3000万円借りて約11万円程度。
保険料は年一回口座から引き落とされます。

一方、銀行の住宅ローンの場合、生命保険料は金利に入っています。
つまり、返済額に含まれていることになります。

これだけ見ると、フラット35は負担が増えることが分かりますね。

簡単ですが住宅ローンと団体信用生命保険について説明しました。

感の良い方はもう、お気づきになりましたね。

そう、銀行の住宅ローンの場合、返済が滞ると
生命保険も未払いになり、失効してしまうのです。

文字通り、「返済中に死亡、重度障害」で返済が滞っている場合は
含まれないのです。

さあ、この
「住宅ローンの支払いが数ヶ月遅れている状態で
交通事故でお亡くなりになった。」方。

残されたご家族は大変です。

不動産という資産と借金を相続(限定承認を含む)をするか、
相続を放棄するか選択しなければなりません。

悩むことができる時間は、三ヶ月です。

もし相続を放棄するのなら、家庭裁判所に行って手続きをしなければいけません。
元の住宅ローンと同様、分割払いは認められません。

相続をするか、相続をしないかは端的に言えば、
「売却して余るのか?足りないのか?」が最も重要ですよね。

私達住宅ローン緊急相談室は、任意売却業務だけではなく
このような状態で、相続するかしないか?を判断するサポートもしております。
遠慮なくご相談くださいね。

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