住宅ローンが払えない=競売ではありません
こんにちは、住宅ローン緊急相談室の杉山 善昭です。
住宅ローンが払えない状態になると、即「競売」というイメージをお持ちではありませんか?
確かに、長期間住宅ローンの返済をしなければ最終的には競売という手続きにより、家を失ってしまいます。
(競売についての解説はこちらでしています)
購入した家には抵当権という権利が付いているので、返済不能になった場合債権者はその家を裁判所で競売し、貸したお金を回収するとう権利を持っています。
原因と結果を見れば、住宅ローンの返済が不能だから競売で家を取られた。ということで間違いはありませんが住宅ローンが払えないことは、「即競売」ではありません。
返済が滞り始めてから少なくとも半年、遅くても1年程度の「時間」があるのです。
この事を知らない方が、自暴自棄になりうつ病になってしまった。というご相談をよく受けます。
私の経験上、真面目な性格の人であればある程、うつ病にかかることが多いと感じます。
人生は常に途中経過です。山あり谷ありが当たり前で、ずっと平な道ばかりではありません。
定番の話ですが、人生にはまさかという坂があり、誰でも一度や二度はまさかに遭遇すると言われています。
株式会社という組織形態。
何十億も赤字を出して倒産しても、株主の責任は出資した金額だけです。
企業の10年生存率は6%程度と言われています。
100社あれば94社は倒産してしまうのです。
住宅ローンが払えなくなる個人がいても何の不思議もありません。
だから自分を責めないでいただきたいと思います。
責めても何も解決しませんしね。
では何をすれば良いのか?
この限られた時間の中で、やれることがあります。
競売をストップさせる方法もそのまま住み続ける方法もです。
風邪を引いたかな?と思ったら診療所に行って診察してもらうのと同じように住宅ローンが払えなくなったら、私達専門家の診察を受けてみてはいかがでしょうか?
私達は、あなたの状況をお伺いし、原状を診断をします。
その上で、残された時間で実現可能な複数の治療法を提案することができます。
「そんな方法があるのは知らなかった」
「何をどうすれば良いのか分かった!」
「気持ちの整理がついた」
私達に相談された方々からこのような喜びの声をいただいています。
一部の悪質な任意売却会社は、任意売却ができればすべてが解決するというようなうたい文句をしたり、毎月1万円さえ払えば済むという断定的表現をする会社があるので、そこはご注意ください。
当事務所では、任意売却した後についても詳しく説明をしています。
この記事を書いた専門家
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(有)ライフステージ代表取締役
「不動産ワクチンいまなぜ必要か?」著者、FMヨコハマ、FMさがみ不動産相談所コメンテーター、TBSひるおび出演。単に家を売るだけでなく「お金に困らない暮らし」を提案している
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