任意売却をするのに室内写真をネットに載せたほうが良いのか?

今日は、債権者と販売価格の協議が整って、さぁ販売。となった際の話です。

こんにちは、任意売却の専門家杉山善昭です。
一般的な不動産の広告は、文字だけではなく、様々な情報が掲載されていますよね。

間取図の他、外観の写真などです。
物件によっては、室内の写真もふんだんに掲載されています。

では、あなたの家の室内写真も掲載したほうが良いのでしょうか?
非常に悩むところかもしれません。

結論から言うと、室内写真を掲載する必要はまったくありません。

今販売中の不動産で、室内の写真を掲載している物件は、新築物件と中古物件の一部です。

中古の一部といいましたが、割合で言うと中古全体の2割程度の物件しか室内写真を掲載していません。
その2割の物件は不動産会社が商品として持っている物件や、一般の方が売主の物件で既に空室になっているものです。

従って、居住中の中古物件の大部分は、室内写真を掲載していません。

居住中の物件の室内写真が掲載されている確率は、肌感覚で言うと、100件に1件程度だと思います。

素晴らしい室内で、よほど誘引効果が期待できない限り、室内写真の掲載は必要ありません。

少し話しがずれますが、広告について触れておきたいと思います。
確かに、素晴らしい家で信じられない位、安い値段で広告に載せれば、一瞬にして売れるでしょう。

しかし、その場合でも、おそらく広告によって成約に至るのではありません。

何故でしょうか?

広告が配布されるまでには時間がかかります。

優秀な営業マンなら、広告が掲載されるまでの間に、「既存顧客に紹介して、成約に至らす」のです。

広告で新規のお客様を探すよりも、既に人間関係が出来ていて、ニーズも分かっている既存顧客に紹介するほうが、圧倒的に成約率が高いことは、不動産業界の常識です。

広告宣伝活動の根っこの部分。

賃貸物件はともかく、売買物件において、室内写真を載せる載せないで成約に至る確率に変化はありません。
本質はもっと別のところにあります。

当事務所の依頼者には説明していることなのですが、「不動産会社が考えている広告の役割」と「不動産所有者が考えている広告の役割」はまったく違うのです。